スタンリー・ゲス(STANLEY GUESS)の魅力
クロムハーツを成功に導いたスタンリーゲスの芸術作品は、スタンリーゲスブランドを立ち上げた現在も多くの人を魅了し続けていますが、彼は自身の経験とデザイン、そしてアイディアを3つのラインに分け発表しました。
その、彼の3つのラインとは、「クラシックライン」、有名な「スカルライン」、「ウッドライン」です。
その中でも、従来より高級家具や工芸品で使用される硬材(黒檀・マホガニーなど)や、色鮮やかな木のコブや根を使ったユニークな組み合わせは、木の暖かさと美しさを持ち、シルバーの持つ独特な気品を際立たせた「ウッドライン」が特筆されますよね。
そして何より魅力なのは、彼の全作品には、彼自身の手によって一点一点スタンリーゲスのサインが彫られていることです。
…そして、スタンリーゲスは、自分のもの創りに対する思いをこう語っています。
「僕は、マスターピース作りに一切の妥協をしない。 ウッド×シルバーのコンビの場合、微妙な調整に6ヶ月も時間がかかったりする。 ジッポなんかの場合は、納得いく完璧な形に仕上がるまで7年くらいはかかったかな?でも、作業が辛かった事は一度もないよ。 たいていの人は、朝、会社に向かうのにちょっと気が重い場合もあるかもしれないけど、僕は工房に入るのが楽しみでしかたないからね(笑)」と・・・。
現在スタンリーゲスの人気は、日本国内での人気が高まる一方ですが、従来からのやり方を崩すことなく一点一点ハンドメイドによって作り上げているため、手に入れることが困難なブランドでもあります。
そんな彼の作品がシルバー業界に与える影響を考えると、きっと、ジェームスブラウンが「ソウルの神様」なら、スタンリーゲスは「シルバ-の神様」・・・そんな感じではないでしょうか。